テレビ局の制作からこの業界に首を突っ込んだこともあり、
制作側の努力が報われる業界になってほしいと念願しています。
その一方で、情報のマスからプライベート化が進み、
少量多品種で質の高いコンテンツが求められてくると考えられます。
つまり、大変な努力で制作された番組を、如何に個々人の趣味・趣向に合わせて加工し、
再配分していくか? のソリューションが求められ、開発されていくでしょう。
ブロードキャストからパーソナルキャストへの転換
がこの先の Keyword だと考えています。
個々人が必要とする情報の観点からでは、生活面での地域コミュニティー情報の拡充も求められるでしょう。
インターネットとの融合の中で、双方向性を活用すれば、毎日の生活と親和性の高いテレビは、
今以上に日々の生活に役立つツールとなるでしょう。
テレビを通じて必要な情報を知り、必要なサービスを受ける…
自治体、商店、郵便局や宅配事業者、ケーブルテレビ局など、地域のサービス事業者が
地域住民のためにテレビを窓口としたメディアをうまく使って一丸となり、
地域の活性化を図ることこそ、地デジ化の真の目標だったのかも知れません。
i2 は、このような社会の実現のお手伝いをしたいと考えています。