2014年6月
2014年06月16日
無料 WiFi実現へのソリューションに・・・
海外から訪日される方々にとって、最も不便に感じるのが、WiFi環境の貧弱さだと
伝えられています。 もちろん、住んでいる我々でも同様でしょう。
SSIDが見つかっても、無料で接続できる環境やサービスが提供されていないことで、
実際には [使えない] ことがほとんどです。
この環境を改善する手法の一つとして、互助会のような FON がありますが、
ほとんどが個人ユーザーの APのため、メッシュ環境が成立せず、繁華街などでの
接続は期待できそうにありません。
一方、携帯電話のスマホ化でテザリング機能が搭載されていることもあり、
WiFi専用のタブレットでもある程度の接続性を確保できるようにもなりました。
以下、日本の WiFi無料化を待望している者として、最適ではないかと考えている
ソリューションをご紹介したいと思います。
それは、米国で開発され、すでに 40ヵ国以上に導入されている FrontPorch という
会社のステムです。
インターネットに接続すると、その接続者に応じたメッセージをブラウザー画面に
オーバーレイするものです。 [メッセージ] ≒ [CMなど商用コンテンツ] と考えると、
無料運用が見えてくるのでは? と思います。
先ずは、FrontPorch社の HPにある説明動画などの情報を見てください。
(すみません、英語のみです)
対応する端末や表示方法、その効果について説明しています。(1分40秒)
・WiFiでの利用例などを説明しています。(2分30秒)
実は、この FrontPorch、接続する機器の Mac_Addressから、機器の判別や、
利用者の国名なども知ることが可能で、冒頭の訪日された方がどの国から来られた
方かも知れるため、即座にその国の言葉でメッセージを返すことも可能です。
地域や時間を特定したメッセージ提示もできるようで、ランチタイムにクーポンを配布
するうなことも出来そうです。
また、ある会社のホームページを見ていた場合、その中の特定の情報にアクセス
したときに限りメッセージを出すことも可能です。
これらの機能は、40ヵ国以上でのサービスを通し、日々、開発・改善が続けられて
いるようです。
さらに、アドミ機能も持っており、出したメッセージに関するさまざまなデータも取得
可能です。
なかなか、全容を説明しきれませんが、簡単にまとめますと、
接続された機器の Mac_Address と、その機器が接続しようとしている httpや IP
情報などを知った時、その機器にどのようなメッセージをどのように返すか、
を具現化してくれるものだと理解いただければ、様々なアイデアに使えることがお判り
いただけるのでは? と思います。
ピンと来られた方は、[お問い合わせ] からアクセスいただければと思います。
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接続図